お世話になっております^^
昨日の舞台の感想でも書いてみようかと、パソコンをひらいた次第です。
お暇な方は読んでみてください(笑)
3月19日は東京エレクトロンホール宮城にて
「東日本大震災復興祈念チャリティ・バレエ グラン・ガラ・コンサート」
が開催されました。
キエフ・バレエの田北志のぶさんがプロデュースされ、田北さんに賛同したダンサーの方々が集まってのガラ・コンサート。
昨夜の東京エレクトロンは熱気と興奮と感動に包まれました!!!
1500席の会場はほぼ満席。市内にお住まいの方は足を運ばれた方も多かったと思います。
どの演目も素晴らしかったですが、とても心に響いたのはやはり田北さんの「瀕死の白鳥」でしょうか。
チェロとハープの生演奏で、田北さんのしなやかな腕の動きと細やかなパドブレ、すいこまれるように見入ってしまいました。
さらに挙げるならば、E・エフセエワとI・コルプの「タリスマン」のグランパドドゥ ですね!!
「タリスマン」は音楽もよく、個人的にとても好きな演目のひとつです。
ただ、他のパドドゥよりも長いので体力的にとても大変で、リフトも多く、とても難しい踊りです。
昨年の発表会で、「タリスマン」と「グランパクラシック」を踊らせて頂いた私達としては・・・
非常に勉強になりました!!
色々な映像で勉強したつもりですが、生で見ると、「あ、こうするんだ!」とか、色々発見がありました。
「タリスマン」と「グラン・パ・クラシック」を踊った I・コルプさん。マリインスキー劇場のプリンシパルです。
ポーズの時の身体のラインの美しさ、ジャンプの着地の柔らかさ!(音がしませんでした!よね?笑)
そして、「女性をいかに美しくみせるか、サポートするか」という、クラシックバレエにおいて、
絶対的に男性に求められること、これを、しっかりと見ました。見えました!
(これが顕著に見えたのは、やはりグランパクラシックの時でしょうか)
もちろん、高く跳ぶ事やたくさん回る事もすごい事です。
若いダンサーの方々の素晴らしい技術にエキサイティングしたりするのも、バレエをみる醍醐味です。
そして上記に書いた例のように、一見すると地味で見落とされがちですが、素晴らしいこともあります。
(例えば、動きの後しっかり5番ポジションに戻すこと、とか、女性のサポートとか)
バレエは奥深く、とても大変な芸術だとあらためて感じました。
仙台は東京などと比べ、バレエを観れる機会が少ない都市です。(ここ10年位?でめっきり減ってしまいました…。
昔はギエム、マラーホフ、ルグリなどの面々のガラ公演があったものです)
今は、DVDやネットなど、映像もたくさん出ておりますが、生の舞台に優るものはありません。
昨日のエレクトロンホールは、バレエを習っている子供さん達もたくさんいらっしゃっていましたね^^
本物に触れること
これは何においても大事な事だと実感した1日でした!
長々と書いてしまいました。。
澤田